ニートの就職先は介護しかない?|介護職の仕事内容とそれ以外の道

「もう仕事につけるのは介護職ぐらいしかない」

今まで職歴がなくニートとして就職活動を始めると、こんな言葉をよく耳にします。

 

果たしてこれは本当なのでしょうか?

結論から述べると、そんなことはありません。介護職以外の仕事でも働けるし、30代が初めての就職でも可能です。

 

じゃあ「介護しか無理」と何故言われてるんでしょうか?というか介護ってそんなに簡単になれるものなんでしょうか?

実はこれは介護職が慢性的な人手不足の業界だからです。日本は高齢者が増えており、若者が減っており、これからもこの傾向は強くなるので、より深刻化していくと言われています。

一般的な求人の募集要項には「35歳まで」と書かれていたり法律により年齢表記ができない場合も「20代・30代が活躍中」など書かれています。

しかし介護職は年齢記載していないことも多く、50代まで募集している施設も多く、年齢の壁が低いのです。

その為、「ニートでも介護職ならできる=介護職しかない」と言われているんです。

 

でもちょっと待って下さい。人手不足の業界なら他にもたくさんあります。

例えばIT業界(エンジニア・プログラミングなどは人手不足)。

他にも営業職や飲食業もそうですし、販売職もそうです。工場や倉庫作業も募集人数の方が多いですし、運送や配送業も人手不足です。(ニートにおすすめの仕事

 

ですので現在ニートで介護職しかないと狭い考えになっている人はもう一度考えてみましょう。

介護職以外にも選択肢はたくさんありますし、最近だと転職エージェントで仕事紹介を受ければさらに選択肢の幅広がります。

 

そもそも介護職は、人の命を預かる仕事ですから、生半可な気持ちで働くようなものでもありません。

勤務時間もバランスが悪いし人間関係のストレスも多め。やりたくないなぁと思って働きだしても、すぐに辞めてしまっては意味がありません。

ではこの記事ではこれから介護職で働いてみようと決心した方に向けて、「介護職はどんな仕事なのか」「仕事内容」や「実際に働いている人の体験談」をご紹介します。

この記事の内容

・介護職の仕事内容

・介護職の待遇や勤務形態

・介護職でキャリアアップ

・体験談

・面接の受け方

・介護職におすすめの転職サイト

介護職ってどんな仕事?

ではここから介護職がどんな仕事か解説していきます。

「やると決めたからには、どんな辛いことも耐えなければいけない」と決心した人も多いかもしれませんが、安心して下さい。

そこまで辛い仕事はありません。特に初めの方は補助に回ることがほとんどです。

施設介護と訪問介護

介護職は、大きく分けて2種類あります。施設で働く介護と、訪問介護の仕事です。

訪問介護の場合は、利用者の体を触るのに資格が必要となるので、できません。食事作りだったり、掃除だったり介護をする人の補助として動きます。

 

施設介護の場合は、体に触れることはできますし、しばらくすると色んな仕事を任されるようになりますが、初めの内は資格保有者の先輩の元で介護補助を行ったり、それ以外の仕事をします。

それ以外の仕事とは、食事・掃除・選択・送迎・買い物・事務作業などです。

服の準備だったり、先輩に言われたものを用意したり、介護記録をつけたり、レクリエーションの準備をしたりなど、雑用の仕事がメインとなります。

ですので、自分に介護なんて務まるのかな?と気負いする必要はなく、徐々に覚えていけばよいのです。

 

もちろん経験を積めばいわゆる介護の仕事も始まります。

食事・排泄の援助・入浴の手伝いなどです。排泄物のついた紙おむつを交換することもあります。

自分で動けない人にはベッドから起こし車椅子に運んであげる、車椅子を動かし、今度はお風呂に入れてあげる、そして体を洗ってあげる等も必要になってきます。

経歴なし・無資格・学歴なしでも就職できる

これらも初めの内は「きつい」とか「汚い」とか思うかもしれませんが、慣れれば無心でできるようになるので心配は要りません。

それよりも人の為に役立っているという充実感がでてきます。

実は介護職をやってみたいなと思った人はチャンスで、ニートでも無資格でも学歴がなくても就職しやすい職業ですし、これからの生活も比較的安定していますし、何より人の生活を助けているという充実感があり社会貢献もできるのです。

介護職の勤務形態と待遇

勤務形態や待遇については、施設によって大きく異なるので一概には言えませんが、平均月収20万円程度、週休2日取得できるところが多く、ボーナスも出る施設が多いです。

休みがしっかり取れるので、自分の希望やスケジュールを組みやすい仕事ですね。

 

ただ労働時間は長く、労働料に対して給料は安い方です。

また人間関係が劣悪でストレスが溜まりやすい施設が多いと言われています。

上と意見が合わない、同僚と意見が合わない、利用者に暴言を吐かれたりする等も施設によってあります。

最初の方は辛くしんどいですが、これもどんどん慣れてくるという方が多いです。

実際離職率は他の職業とはあまり変わらないので、総合的には満足しているという方が多いです。

『介護職員初任者研修・実務者研修を・介護福祉士』など、キャリアアップもでき将来性がある

介護職はキャリアアップ可能です。

有名な資格に『介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)』と『実務者研修』があります。

初任者研修は通学や通信で130時間の講座や実技演習を受講した後、修了試験を受けるものです。厚生労働省の平成29年の調べでは初任者研修修了者の月収平均は27万だったと発表しており、給料アップも可能です。

3年間経験を積み、実務者研修を修了していれば介護福祉士の資格も取得できるので、さらにキャリアアップできます。

今までの学歴や経歴に左右されず、自分の頑張り次第でキャリアアップできるのは魅力ですね。

ニートから介護職で働いた人の体験談

男性アイコン 体力がある方、体の大きい方におすすめ

ニートからデイケア職員になりました。各家庭の送迎も含めた業務ですので、大型バンの運転も必須でした。

まずは朝出勤すると車の送迎業務から始め、あらかじめ割り振られている家庭へのルートを巡り、お客さん乗せて点々と各家庭を回ります。

その後、施設に戻ってきてデイケア業務をします。

頭が固いお客さんが多く、その多くが自分の考えを曲げようとしません。また古くから通ってると言う先輩後輩の関係を重んじるため、なかなか人間関係が一枚岩とは言えず隔たりがあるのです。

簡単に言えば派閥が出来ており、その派閥間のいさかいが絶えません。お客様も二つの大きな派閥があり、その派閥間でのいがみ合いがあります。

真っ二つに分かれているため共同でのゲームなどがなかなかやりづらくなっています。その代わり競争といったようなことはすごくは捗ります。これはなかなか面白く観察しています。

板挟みになっている職員はストレスを感じることも多いのですが、競争ゲームにして二つの派閥を競わせるようなゲームを多く主催することにしています。

送迎のバンの中では、違った派閥の客さんを入れないようにしたり少々気苦労がありますあるのは事実であります。

月の給料は16万円で休日は週休2日の業務体系です。ボーナスは年に2回1.5月分の24万円支給で、雇用保険や年金にも加入できます。

有給の取得も使用できますが、あまり取得できずお金で買い取ってもらえるので買い取ってもらっているのが現状であります。残業はその代わり少ないので働きやすいかもしれません。

体力がある程度必要ですので、大柄な人や身長がでかければ少し威圧感が出ますので、180cmほどある体重70kgの非常に大柄でガタイのいい男性におすすめであります。

監督権が多少なりともありますので、威圧できる体格が大きい人が監督権を行使しやすいので有利といえます。

(就職時 40歳男性)

 一度は体験すべき

高校を中退し無職状態から正社員として就職しました。

入職当時は施設勤務で何もわからず、手取り足取り介助方法の全てを教えてもらいました。

初日から排泄介助で一緒にトイレに行き、便がついたお尻を綺麗に洗ったり、認知症で嫌がる人のお風呂介助をしていました。

最初はお手伝いしながら二週間後には私一人で入浴してもらいました。

移乗が難関であり、車椅子からベッド、ベッドから車椅子、布団へ、など難しく、個別指導を行っていただきながら、できるようになっていく達成感を感じながら仕事をしてました。

ここで学んだことを活かして今はディサービスで入浴介助を堂々と一人で行えてます。

やっぱり、介助面では移乗ですね。

全身麻痺で自力では動けない方も見受けられてそういった方は未だに少し苦手です。

車椅子や、入浴する際に椅子から湯船へなど力の入れ方を間違えれば利用者様に辛い思いをさせてしまいますし、怪我させるなどあってはならないことなので気を張り詰めて作業しなきゃ行けなく、また力を使うので苦労します。

ストレスに感じるのは、職員同士での人間関係です。

利用者様は基本的にありがとうと言ってくれたり話しているとその人の性格がわかったり、介助が必要な場面での信頼関係が自然と生まれて関係性が悪くなることはあまりないですが、職員の中では、思い通りにいかなかったり自分がストレスを受けた場合、一番若く、世間もろくに知らない私にきつく当られたりすることが多く辛かったです。

施設だと大体17万くらいいただいておりました。

休日も希望を出せば取らせていただけましたし、夜勤明けてからの人は二連休になることも多かったようです。(私は年齢的に夜勤に入ることができず聞いた話です)

若い間に一度はしているほうがいいと私は思います。

高校中退して17で私は介護の世界に入りましたが人間として成長ができ、さらにこれから先自分の家族に何かあったときなど即座に対応できたり今の福祉現場では高齢者が高齢者を介護するという職場もありますのでそれだと事故も増えたり、お互いの信頼関係も薄くなるので力のある若い人が増えると嬉しいです。

(就職時 17歳女性)

 中卒や無資格にもおすすめ

高齢者の方のオムツ介助や散歩に伺いをしたり、朝食や昼食や夕食の作成業務を行っています。今は従業員のシフト作成業務も行っています。

夜勤の際は施設の巡回や一日の日誌の作成業務も行います。

早番、中番、遅番、夜勤の四交代制で勤務を行っていて、早番は施設の清掃やラジオ体操を行います。

中番は昼食作成や利用者の方が歯磨きを行う際のサポートを行います。

遅番は夕食作成業務が主になります。

私は今では介護福祉士の資格を持っているのですが、施設長と意見が噛み合わない事でストレスをよく感じていました。

私は介護のお仕事が好きなのでお仕事の業務では苦労と感じた事は無いけど、施設長にお仕事の業務を指導するのに苦労しました。

私は指導が苦手だったし、入社した時から施設長の行動が不思議だったので、一緒に業務はしたくないと精神的に辛かったです。

お給料は28万で休日は週休2日。ボーナスは無しで退職金は勤務した年数によって金額が変わりました。

高齢者の方の役に立ちたい方にお勧めだし、介護福祉士やサービス提供責任者の資格を取得したい方にもお勧めです。

介護職は高校を卒業しなくても行えるお仕事なので、中卒の方にもお勧めだし、資格社会なので学歴が無い方にもお勧めです。

(就職時 28歳女性)

面接

介護職での面接を受ける時は特別に意識することはありません。一般的な業界の面接と同じで、当たり前のことを当たり前にすればいいだけです。

ニートが面接を受ける方でネックとなるのは空白期間の説明です。

いくら就職しやすい介護職でも、ずっと遊んでいたでは受け付けてくれません。

これは空白期間ができても仕方がなかったと相手に思わせるのがコツです。例えば資格取得の為に勉強してでもいいですし、夢を追いかけていたでもいいでしょう。

またネガティブからポジティブに変えていくのも面接の常套手段です。例えば家族が病気で介護をしていたのが、空白期間の利用なら、そのまま介護職の適性が自分にはあると説明できます。

相手が納得する理由。そしてネガティブなものはポジティブに変えましょう。

おすすめのサイト

最後に介護職におすすめの転職サイトです。

どの転職サイトでも介護職を募集しているので、特に選ぶ必要はありません。

ただ面接の事を教えてもらったり自分に合う求人を探してもらったりしたい人は転職エージェントを利用しましょう。

 

おすすめは転職エージェントの『かいご畑』というサイトです。

こちらは、介護職で後々必要となる『初任者研修』や『実務者研修』の資格料金を払ってくれます。どちらも10万円ほどかかる資格ですが、全部を無料で取得できるので利用しない手はないでしょう。

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